菊華高等学校インターシップを受け入れました
名古屋産業大学は、高等学校におけるキャリア教育・職業教育の一環として、多様な就業体験の機会を提供するため、令和7年7月29日と30日の2日間、姉妹校の菊華高等学校から普通科福祉・保育コース2年の女子生徒とITビジネス科3年の女子生徒の2名を受け入れました。同校からのインターンシップの受け入れは、今年で8回目となります。
今回、参加した生徒は、返却された図書の配架、雑誌や図書の登録・装備、カウンター業務、雑誌を書庫へ移動する作業などの業務を体験しました。就業体験を終えた後、生徒は「本の登録やラベル貼りができ、とてもおもしろかったです。本を戻すときにはたくさんの本の中から探して正しい場所に戻すことが大変だけど、楽しかったです。初めて知ること、行うことが多かったので、機会があればまたやってみたいです」、「分類番号を見て本を戻す作業は似ている本や番号ばかりで数も多くて大変でした。本の登録作業はすることが多くて頭がゴチャゴチャしましたが、おもしろかったです。昔から興味があった図書館でのお仕事を行うことができて、嬉しかったです」と感想を述べていました。



生徒の指導を担当した図書館司書の高桑まき主任は「理解力が高く、1度の説明で的確に作業をしてくれたので、予定より早く作業が進みました。2日間お疲れ様でした」と話していました。最後に、高木弘恵理事長は「ぜひ今回の経験をこれからの進路選択に活かしてほしい。これからも生徒にとってより充実した職場体験ができるよう、受け入れ体制を整備していきたい」と述べました。
菊華高等学校では、学校教育の一環として、毎年夏休みを利用し、近隣の企業や団体などの現場に赴き、実際の仕事を体験するインターンシップを積極的に推進しています。