第23回菊武学園杯愛知県中学生将棋選手権大会を開催
「第23回菊武学園杯愛知県中学生将棋選手権大会」(学校法人菊武学園主催、菊華高等学校・名古屋産業大学協賛、中日新聞社・尾張旭市教育委員会後援)が令和8年8月5日、名古屋産業大学尾張旭キャンパスで開催されました。当日は愛知県内の中学校28校から合計68名が出場し、学年別個人戦の栄冠をかけて熱い戦いが繰り広げられたほか、将棋の中澤沙耶女流二段による特別講演会や多面指し指導対局・感想戦が行われました。開会式では、高木弘恵理事長は「菊武学園杯の愛知県中学生将棋選手権大会は今年で23年を迎えます。この大会は将棋をこよなく愛し、毎日将棋を指していた学園創設者の故高木武彦の想いを継承して生誕の日に開催しています。今日は楽しんで将棋に取り組んでください。皆さんの健闘を祈ります。頑張ってください」と挨拶を述べました。


個人戦の準決勝を前に、中澤女流二段による特別講演会が同大学文化センター3階大ホールで行われました。中澤女流二段は、笑顔あふれる優しい語り口で、日本将棋連盟の東海研修会での主な出来事、小学校時代の自分、将棋との運命、私を育ててくれた教室や仲間との出会い、強くなるために続けた私の勉強法、夢に近づくために好きなことを続けることの大切さについてお話しされました。ご自身の半生、女流棋士になるまでの夢への道のりや女流棋士という職業の話に、参加者の皆さんは耳を傾けていました。さらに、将棋界の絶対王者である藤井聡太六冠の話にも触れ、藤井六冠は将棋を始めた年中児から東海研修会でも驚異的なスピードで詰将棋を解く才能を発揮していたというエピソードを交えてお話しされました。最後に「好きなことを続けること、対局で負けたときは振り返って、同じ失敗を繰り返さないこと、次に同じ局面に遭遇したらどう指すかを常に考えることが大切。好きなことを続けながら、これからも頑張ってください」と参加した中学生に語りかけていました。講演会が終わると、会場から大きな拍手が送られ、温かい雰囲気に包まれました。
そして、講演会終了後、大会会場横に設けられた場所で、中澤女流二段による指導対局が行われ、抽選で選ばれた中学生10人と同時に対戦する多面指しでプロの指し手を披露されました。指導対局後の感想戦では、対局した中学生に将棋の戦法などをわかりやすく丁寧に解説していました。中学生らは「プロの棋士から直接教わることができて、とても良い経験になりました」と力強く話していました。


個人戦の準決勝を再開し、決勝戦後に成績発表、表彰式が行われました。そして、閉会式を終えた後、それぞれ学年の部で栄冠に輝いた中学生たちは友だちと喜びを分かち合い、楽しそうに記念撮影をしていました。
【第23回中学生将棋選手権大会の結果】(優勝者のみ)
■第3学年の部 青山 和矢 氏(豊田市立豊南中学校)
■第2学年の部 山口 莉玖 氏(尾張旭市立東中学校)
■第1学年の部 高森 瑛士 氏(瀬戸市立南山中学校)



菊武学園杯愛知県中学生将棋選手権大会は、学校法人菊武学園創設者の故高木武彦学園長が、将棋好きで若い人たちを育成したいという思いから、日本将棋連盟東海普及連合会と協賛して毎年開催しています。次回(第24回)の開催は、学園長の生誕日である8月5日を予定しています。
この様子は、令和8年8月7日付の中日新聞朝刊「なごや東版」、令和8年8月6日放送のグリーンシティケーブルテレビ「そらまめ通信」で紹介されました。





