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今年最初の学園研修を開催 新年を迎え、新たな気持ちでスタート

令和5年1月7日、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じたうえで、今年最初の学園研修が名古屋産業大学文化センター大ホールで開催されました。新年を迎え、系列校の教職員が新たな気持ちで参加しました。

高木弘恵理事長は、年頭のあいさつで「社会全体のデジタル化に向けた取り組みが進む中、コロナ禍を契機として教育業界を取り巻く環境も目まぐるしく変化している。その激しい変化に的確に対応していくためには、時代の流れや社会の動きに目を配り、常に最新の情報を入手し、専門的な知識やノウハウを蓄積することがとても大切である。そのためにも、継続的に新しい知識・技能を学び続けることができる環境を整備していくことがますます重要となる。心豊かな愛情教育のもと、学生、生徒らの自発性や主体性を全力でサポートしていくことに日々努めていただきたい」と述べました。

年頭のあいさつをする高木理事長

続いて、菊武ビジネス専門学校の和太鼓部による新年をお祝いするセレモニーが行われ、会場入口から横笛、桶胴太鼓、団扇太鼓の囃子に合わせて獅子が入場し、獅子舞が披露されました。そして、横笛や尺八の音色に合わせて長胴太鼓を自分の持てる渾身の力を込めて力強く打ち鳴らし、勇壮で活気に満ちた演奏を披露しました。新しい年のスタートにふさわしく、自らの新曲「切磋琢磨」を含む5曲が演奏されると、会場から大きな拍手が送られていました。演奏が終わると、高木理事長と一緒に笑顔で記念撮影をしていました。

新年を祝い獅子舞を披露
勇壮で活気に満ちた演奏をする和太鼓部
高木理事長と一緒に記念撮影

そして、昨年、テレビ番組で取り上げられた名古屋産業大学、名古屋経営短期大学及び菊武ビジネス専門学校の映像が紹介された後、会場の雰囲気を一新して、つくば言語技術教育研究所所長の三森ゆりか氏を特別講師に招き、「言語技術~社会で通用する力を育てる~」をテーマとした講演会が開催されました。三森氏は図や表を使って「人前で話す能力や議論の能力、巧みに文章を書く能力や論文を書く能力は、持って生まれた才能ではなく、言葉を覚え始めた幼児期からトレーニングを開始し、子どもの発達に合わせて、段階的に“聞く・話す・読む・書く”の言語の4機能と“論理的・創造的・分析的・批判的”の思考方法をトレーニングすることによって誰でも身につけることができる。教育過程における教育目標を明確にし、幼児から高校生までの各発達段階に応じた体系的な指導体系(カリキュラム)にしたがって系統的な指導を行うことで、基本的に誰でも言葉の技術を使いこなせるようになる。相手に伝わりやすいように自分の気持ち、考え、情報をどの順番で、どのような言葉でどのように伝えるかを身につけるためには、言語技術を習得することが必要である」とわかりやすく解説されました。参加した教職員は、三森先生の講話を熱心に聞き入っていました。

言語技術の習得について語る三森ゆりか氏
三森氏の講話を熱心に聞き入る教職員

最後に、第76回全国高等学校ボクシング選手権大会で第2位に輝いた横井貫大選手(菊華高等学校スポーツコース3年)、2021 FISフリースタイル&スノーボードジュニア世界選手権大会男子ハーフパイプで優勝し、「スポーツ功労者顕彰」(文部科学省)と上月スポーツ賞(一般財団法人上月財団)を受賞した中川海秀選手(菊華高等学校スポーツコース3年)が壇上に上がり、緊張した面持ちの中、賞状を手にした時の心境などを話していました。横井選手と中川選手は「このような場を設けていただき、ありがとうございます。これからもさらに上を目指して頑張ります」と感謝の気持ちと新たな決意と今後の抱負を伝えていました。

緊張した面持ちの中で話す選手ら
(写真左から髙岡ボクシング部監督、中川選手、横井選手)
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