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東北の南三陸町で復興に打ち込む阿部さん 学生たちに震災と減災を講義する

被害を語り継ぎ、減災の大切さを話す阿部さん

三陸復興観光コンシェルジュの阿部寛行センター長が、12月10日、名古屋産業大学の現代ビジネス概論Ⅱで、「震災と防災」をテーマに自らの経験を交えて約150名の学生に講義しました。

阿部センター長は、東日本大震災で約840名の死者・行方不明者を出した宮城県南三陸町を拠点に、減災インストラクターなどとして復興活動を展開しています。2019年3月に名産大・名古屋経営短期大学学生17名による「東北ボランティア」が訪れた際には、南三陸町の志津川湾を見下ろす「海の見える命の森」で、桜の苗木を植樹するイベントを指導しました。

現代ビジネス概論の授業では、南三陸町の被害を語り継ぐことの大切さや、被害を受けた人たちが語り部として命の意味を考えるきっかけを伝えていることを紹介。桜の苗木は、犠牲となった人々と同じ数だけ植樹して、命を考える森にしたいと訴えました。

また、名古屋市や東海4県でも、近い将来大きな被害が予想される南海トラフ巨大地震が起きた際には、講義に出席した若い人たちが、減災を考えて具体的に行動することの大切さを強調していました。

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