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名産大・高山選手アマ登録認定。プロからアマへ日本初、東京五輪目指す

アマ登録書を手にした高山選手。右端が日本ボクシング連盟の菊池副会長
アマ認定の後、さっそく本格トレーニングに励む高山選手(中央)

元プロボクシング世界チャンピオンで、名古屋産業大学2年の高山勝成選手(35)は、10月16日、東京都内で開かれた記者会見で、日本ボクシング連盟からアマチュア登録を認められました。ボクシングのプロ選手がアマチュアに転身するのは、日本では初めてのことです。

高山選手は日本ボクシング連盟の菊池浩吉副会長と一緒に会見に臨み、「アマに認められ興奮しています。これからが本当の勝負。トレーニングを積んで、2020東京五輪の出場を認めます」と、顔を紅潮させ語っていました。

日本人として初めてミニマム級4団体世界制覇を成し遂げた高山選手は、昨年4月、名古屋産業大学に入学と同時に、プロ引退を表明。アマチュア選手として、東京五輪での金メダル獲得を目指すと宣言しました。

しかし、日本ボクシング連盟はプロ選手のアマ転向は認められていないことを理由に、高山選手のアマ登録を認めませんでした。このため、規約改正などを求めて、菊武夏まつりなどで、署名運動を展開し2万5000人分が集まりました。

高山選手は「みなさんの温かい支援で、アマ登録の道が開けました」といい、さっそく本格的なトレーニングに入っています。高山選手は、アマとして初の試合を来年春ごろに予定されている全国大会の愛知県予選から挑戦します。

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